ハウリングって?
カラオケしていて、マイクがスピーカーに近づいたときにピューイ、ピーとか、嫌な高い音を聞いたときあると思います。
その現象が、ハウリングです。
特に補聴器では、周波数3,000Hzから4,000Hz付近の利得(その周波数のボリューム)を上げるとピーピー音がでてきます。
3,000Hzから4,000Hzは、言葉の聞き分けに必要な会話音域の重要な帯域です。
今までのハウリングがおきないようにする補聴器の対策は、
①利得を下げる
ハウリングがおきた時に、その周波数のボリュームを下げるという方法です。
②逆位相で相殺する。
音と逆位相の音で、ハウリングを聞こえなくするという方法です。
実際は、①②の両方で補聴器は、ハウリング対策をしてきました。
オープンフィッティング
オープンフィッティングは、ハウリングとの戦いでした。
オープンフィッティングとは、補聴器の音と外の音で聞かせる装用方法です。
簡単には、補聴器の耳栓に穴が空いている補聴器がオープンフィッティングの補聴器です。
良い点は、
①自分の声が響きにくい。
②通気性が良いので、違和感が少ない。
悪い点は、
①ハウリングがおきやすく、難聴度が高いほどフィッティングが難しくなる。
結論から言いますと、
オープンフィッティングが慣れやすく自然にきまってるけど、難聴度が進むほど難しい
ということになります。
しかし、ハウリングを発生から抑える機能が世界で唯一あります。それが、疲れにくい補聴器のなかでもオープンs.モアのハウリングオプティマイザー機能です。
より、多くの方にハウリングを気にせず、オープンフィッティングでの補聴器装用が可能になります。