加齢性難聴 加齢性難聴講座②
難聴の種類
伝音性難聴と感音性難聴
伝音性難聴
伝音性難聴は、鼓膜より外耳に原因がある難聴です。
山に車で走行したときに、耳がキーンとなった違和感を感じたときがあるかと思います。
鼓膜より外と内の気圧が違うことで聞こえに違和感を感じます。音が遠くなったような違和感が伝音性難聴に近い感覚です。
感音性難聴
加齢性難聴
加齢性難聴は、感音性難聴に含まれます。内耳から脳にいたるまでの感音部が原因の難聴です。
加齢性難聴は自覚しにくい
加齢性難聴の放置は、語音明瞭度の低下をまねく理由で健康問題とされています。
下は、伝音性難聴と感音性難聴(加齢性難聴)を視覚化したものです。
大きい音でも聞き分けれない言葉がありますが
小さい音でも聞き分ける言葉があります。
言葉の聞き分けが「まだら」になります。
だから自覚しにくいのです。
しかし
難聴を放置すると
言葉の明瞭度が下る
可能性が高くなると言われています。
すると サ行,タ行,ナ行などから
聞き分けることが難しくなります。
中等度の加齢性難聴は、
○1対1の会話は困らないが
多人数の会話が難しい
○テレビの音が家族より大きい
といったことで気づくことが多いようです。
もし会社で働いているならぜひ、無料の聞こえの相談をオススメします。
会社は、多人数のコミュニケーションの中で実力が発揮されます。
難聴の問題は、心理的側面が指摘されています。