補聴器と集音器の違いは?

①高い周波数まで

耳に届けられるのが補聴器

加齢という理由だけで、高い周波数から聞こえが悪くなっていきます。
衰えた聞こえの部分を補聴器は、調整して届けます。
言葉がハッキリするようにするのが補聴器です。
集音器は、1,500Hz程度の中、低音域の周波数しか音を大きくできません。
音は大きく聞こえますが、加齢性難聴が理由で聞きづらい言葉はハッキリしてきません。
1,500Hzまでボリュームが上がる集音器は、中国語のような音調言語であれば7割程度理解できると言われています。
中国語に向いた器械で、日本語には母音程度にしか効果はありません。

◉ハッキリ聞こえないから、音を大きくし過ぎて耳を悪くする可能性もあります。
加齢で聞こえが変化しやすいのは、特に2,000Hz以上になります。高い周波数の調整が聞こえの明瞭度には重要です。

②補聴器は

音の大きさごと3段階で調整

集音器は、なし。

補聴器は、
充分聞こえる大きい音(80dB相当)
40センチ離れた会話程度(70dB相当)
1メートル離れた会話程度(60dB相当)
の3段階で音の入力を調整します。
だから、ずっと装用できるのです。

集音器は、
一つの入力をただ大きくするだけです。
戦前からある、低コストの商品なんです。
※補聴器の低価格品は、3段階の調整できないものもあります。

③集音器は、

ハウリング抑制できません。

戦前の低コスト技術だけです。

③ハウリングとは、ピーピー音です。
カラオケでマイクをスピーカーに近づけたときに、嫌な音がした経験は、おありかと思います。
補聴器は、ハウリングがおこるときは、逆位相で小さくする技術が一定以上のグレードからあります。
補聴器は、集音器と比べ物にならないほど
高機能なのです。
以上は、ほんの一例にすぎません。

音を大きくすると、

言葉がハッキリする。

という間違い

をお店で確認してみませんか?

すべて、ご説明いたします。